現在の仕事内容
以前は自転車フレームの設計を行っていましたが、今は安全性や乗り心地などの自転車の仕立てを中心に自転車全体を設計しています。自転車フレームは素材や形状が変わると、乗り味が大きく変わってきます。力がダイレクトに伝わったり、乗り心地が良くなったり、衝撃を受けにくくなったりなど、ほんの少しの違いで「ここまで変わるのか」と思うほどです。基本的にはマーケティング部門からの指示があったものを開発するのですが、ここはこうした方が良いという設計開発部部門の意見は通りやすい職場です。
設計開発部 汎用車設計課
機械工学
K.S
2010年入社
以前は自転車フレームの設計を行っていましたが、今は安全性や乗り心地などの自転車の仕立てを中心に自転車全体を設計しています。自転車フレームは素材や形状が変わると、乗り味が大きく変わってきます。力がダイレクトに伝わったり、乗り心地が良くなったり、衝撃を受けにくくなったりなど、ほんの少しの違いで「ここまで変わるのか」と思うほどです。基本的にはマーケティング部門からの指示があったものを開発するのですが、ここはこうした方が良いという設計開発部部門の意見は通りやすい職場です。
あまり多くはないのですが、市場の潜在的なニーズを調査して、マーケティング部門・技術部門・デザイン部門の各担当間からのボトムアップで企画をして製品化することもあります。私が携わった例で言うと、少年用自転車のBWXをつくった時ですね。私たちの中でのコンセプトは「ワクワクする自転車」でした。「タイヤはムダに太く!」とか、「フレームはとにかくゴツいのが良い」とか、結構自分たちの好き勝手な企画をしていましたね。なかなか進まず、構想から製品化まで2年以上かかりましたが(笑)。お店に並んだのを見た時には本当に嬉しかったですね。売れ行きも好調だと聞いて、本当に達成感がありました。
自分が携わった自転車が売れたというのを聞いた時もやりがいを感じますが、自分が思い描いたものが実現できた時に大きなやりがいを実感しますね。頭の中でイメージした通りのものが完成する。エンジニア冥利に尽きますね。当社は特に試作の開発に力を入れているので、ものによっては開発予算も大きく使うことができます。より良いものをつくるという社風が浸透しているのも、働きやすさの一つではないでしょうか。