ブリヂストンサイクル株式会社

チャイルドシートをご使用になる皆様へのご注意点 幼児座席(チャイルドシート)ご使用上の注意

  1. チャイルドシートの足乗せは、座ったお子様の足が安定するように足をおくためのものです。 下右図の様に、乗せ降ろしの際にシートの足乗せに強い力を加えたり、 足乗せの上に立ちあがったりすると、想定以上の力が加わり足乗せが破損するおそれがありますので、おやめください。
  2. お子様の乗せ降ろしの際は、自転車が転倒するおそれがありますので、平坦な場所に自転車を止めて、 両立スタンドをロックし、ハンドルが回らないように注意をした上で、お子様を抱いて乗せ降ろししてください。 また、短時間であっても、お子様を乗せたまま自転車から離れないでください。
  3. 使用する前に、チャイルドシートが確実に取り付けられていることを確認してください。少しでも異常を感じた場合は使用を中止し、販売店へご相談ください。リヤチャイルドシートを使用する場合は、荷台(リヤキャリヤ)も合わせて確認してください。
    1. (1) 自転車が転倒するとチャイルドシートやリヤキャリヤに、キズやクラックが入り破損したり、変形したりする場合があります。破損・変形したまま使用しないでください。変形を無理に戻すと破損するおそれがあります。
    2. (2) リヤキャリヤが「左右に前後に揺れて(振れて)安定しない」「きしみ音等の異音がする」など異常を感じたら、お子様を乗せないでください。
  4. 道路に傾斜や段差、溝があるとき、歩行者や対向する自転車などとすれ違うときは、ハンドルをとられやすいので、押して歩くか、ハンドル操作に注意してゆっくり通過してください。
  5. チャイルドシートにお子様を乗せてご使用されると、自転車はふらつきやすくなり、ブレーキの制動距離も長くなります。安全な場所で練習してからご使用ください。
  6. チャイルドシートに乗車できる幼児は、道路交通法で6歳未満と定められています。ただし、フロントチャイルドシートは道路交通法を遵守した製品基準として、SG規格で4歳未満と定められています。
  7. 足乗せを外した状態で使用して、ケガをされる事故が起こっています。足乗せは必ず装着してご使用ください。
  8. お子様には、必ずヘルメットの着用をお願いします。(道路交通法で着用努力義務があります。)
    【ヘルメットの正しい着用方法】
    ・ヘルメットを前後左右に動かしても容易にずれないように、あごひも及びヘッドバンドを調整し、あごひもは確実に締めてください。
    転倒した時などにヘルメットが脱げてしまうと、頭を守れず非常に危険です。

    ・ヘルメットは水平になるように着用し、後ろ下がりや斜めにかぶらないでください。

  9. お子様を乗せてご使用の際は、ヘッドガードの高さを調整し、シートベルトの長さ・位置を調整の上、確実に装着してください。
  10. チャイルドシートに直接、またはフック等を取り付け、買い物袋や荷物のなどを下げて乗らないでください。車輪にものが巻き込んだり、バランスを崩して転倒し、事故・ケガのおそれがあります。
  11. シートベルトが傷んでいたり、故障していて使用できない場合には、販売店へご相談の上、シートベルトを交換してご使用ください。(シートベルトは補修用部品として、準備しております。)
  12. 自転車とリヤチャイルドシートの説明書を良くお読み頂いた上で、ご使用ください。

後席用幼児座席(リヤチャイルドシート)を装着するリヤキャリアと自転車について

<各部の名称>

  1. リヤチャイルドシートをご使用される場合、ドレスガードおよび両立スタンドを装備した自転車をご使用ください。
  2. リヤチャイルドシートを取付けるリヤキャリアについて
    1. (1) 2010年5月にJIS規格が改正され、リヤチャイルドシートを取付けできるのは、最大積載重量 (質量)が25kg以上のリヤキャリアを装備している自転車に限られます。   
      リヤキャリアに「MAX25kg」や「MAX27kg」などの表示がありますので、ご確認ください。
      ただし、その場合でもチャイルドシートの質量とお乗せになるお子様の体重との合計がそれぞれ27kg又は25kg以下でなければなりません。(自転車の取 扱説明書にお子様の体重の制限がある場合は、そちらに従ってください。)自転車へのチャイルドシート取付けの可否は、自転車の取扱説明書又は自転車を購入 した自転車店でご確認ください。
    2. (2) 従来のJIS規格では、「18」、「C-18」、「CLASS 18」、「MAX18kg」などの刻印があるリヤキャリアは最大積載質量が18kgであることから、例えば、3kgのチャイルドシートを使用する場合は、体重が15kgまでのお子様を乗せることができるとしておりましたが、市販されているチャイルドシートのほとんどに「最大適用体重22kg」と表示されており、体重が15kgを超えたお子様を乗せるという誤使用を引き起こしかねないことから、JIS規格が改正され、今後は最大積載質量が18kgのリヤキャリアにはチャイルドシートを取付けることができなくなりました。また、チャイルドシートが取付けられないことを表示することも規定されました。
    3. (3) ブリヂストンサイクルの自転車は、 リヤキャリアが標準装備されている自転車はフレームとリヤキャリアに、 リヤキャリヤが標準装備されていない自転車はフレームに、 それぞれ下表の通り、リヤチャイルドシート取付けの可否マークを貼付けていますのでご確認ください。
    4. (4) チャイルドシートの取付けは、適正に取付けるため、自転車販売店で行って下さい。

<リヤチャイルドシート装着可否マークの例>
(現在切り替え中ですので、順次対応車種に貼付けていきます)

※タフフレームについて  ブリヂストンサイクルではリヤキャリアの強化だけでなく、フレームの強化も実施しています。
最大積載重量(質量)27kgに対応したフレームには、「タフフレーム」として右図のマークをフレームの タテパイプに貼付けています。
「MAX27kg」のリヤキャリアをご使用されるときは、「タフフレームマーク」付の自転車をご使用ください。

チャイルドシートにお乗せできるのは6歳未満のお子様までです。6歳以上のお子様はお乗せできません。

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