気に入った一台を手に入れても、お手入れにはつい目をそらし続けてしまいがち。
何となく掃除した方がいいのはわかるけど、何をしたらいいんだろう…?
そう思う人も多いかもしれません。
今回は、気が付くといやな音が鳴り響く原因になってしまう、
チェーンのお手入れについて紹介します。
チェーンは人がペダルに与えた力をホイールに伝達して前に進む上で、
とても重要な部品のひとつです。
チェーンを綺麗にして、本来持っている走行性能をよみがえらせましょう!
何事も1回経験してしまえば、次回からのハードルはぐっと下がるはず。
気負わず、まずはトライしてみましょう。
< STEP.1 >まずは、今ついている油を落とすところから。
古くなった油が汚れの原因になってしまいます。
市販の油落とし(パーツクリーナー)を、チェーンにゆっくり一周分吹きかけましょう。
そのときは、チェーンの下にけば立たないような布(ウエスと言います)を下に添えてあげるとよいです。
< STEP.2 >油落としを吹きかけたら、今度はそれを優しくふき取ってあげます。
ウエスでチェーンをやんわりと握りながら、
ペダルをくるくる回して汚れをウエスに移しましょう。
きれいにふき取り終わった後は、指で触っても油汚れがつかないくらいになります。
< STEP.3 >一般的にチェーンお手入れのイメージが強い「注油」は、
ようやくこの段階で登場します。
こちらもウエスを下に添えて、
チェーンの目ひとつひとつに少しずつ油をさしてあげるのが◎
< STEP.4 >最後に、余分な油はもう一度ふき取ってしまいましょう。
ローラー内部にのみオイルが残っているのがベストな状態です。
これでチェーンのお手入れは一通りOK!
「かける⇒拭く⇒かける⇒拭く」と覚えてしまえば簡単です。
少し手間に感じるかもしれませんが、
お手入れすればするだけ、自転車は長持ちして、愛着もわきます。
まずは「ちょっと手をかけてみる」ところから始めるのも、
愛車と長く付き合っていくためのはじめの一歩になるかもしれません。